RaycastでPagerDutyのインシデントを操作できるExtensionを公開した

#devtool

PagerDuty 上のインシデント一覧を表示したり、Ack/Resolve 等のアクションを Raycast 上からできる拡張を作った。以下からインストールできる。

動作はこんな感じ。一覧からインシデントを選んで Enter で Web 詳細ページに飛んだり、ショートカットで Ack/Resolve したり最低限のオペレーションができるようになってる。

Ack/Resolveなどのアクションを実行
Ack/Resolveなどのアクションを実行

Extension の実装は Alfred の代替として Raycast を使っている - 詩と創作・思索のひろば を読んで開発体験が良さそうで気になっていた。実際雛形は Raycast の Create Extension コマンドから作れて UI は @raycast/api で提供されている JSX component でクイックに作れる。React アプリケーションを書く感覚で自然に開発できるし、SDK 同梱の ray コマンドを叩くと開発版がインストールされ、コードを変更すると live reload が効くというのも体験が良かった。Alfred に比べると最初から拡張ありきでよく作り込まれてるなと感じる。

Store へのリリースはちょっと面倒で、 raycast/extensions に Pull Request を投げてコードをマージしてもらう形になっている。あとコードベースのオーナーシップは自分の手から離れる形になるのもちょっとなぁという気はするけど、この辺は今後の改善に期待したい。

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