家計管理コトハジメ
背景
色々思うところあり、家計管理を見直すことにした。
MoneyForward を使った家計簿は前からやってたけど、どうしても毎月の支出を振り返るクセができていなかった。そのため支出のコントロールもいまいちできてない状態だったので改善する。
毎月の目安支出を決める
そもそも論で、毎月自分が使える上限額がないと支出の振り返りもコントロールにも意識が向きづらい。一応の額はあったんだけど、月によって支出の落差が大きい事から形骸化していた。
仕切り直しとして毎月 4 万円を目安のお小遣いとすることにした。ググってみるとサラリーマンの平均的なお小遣いはおよそこの金額らしい。
我が家のお小遣い、高すぎ?FPが見たお小遣い事情と、正しい決め方 リクルート運営の【保険チャンネル】
ただしお小遣いがあと 1000 円足りないから飲み会に行けない! とかは機会損失なのでオーバーを許容する。超過分は翌月以降で補填する。
含めるもの含めないものを決める
シンプルに生活に必要なもの・家族での支出以外をお小遣いでまかなう。
お小遣いに含めるもの
- 日用品以外の買い物
- 趣味の支出
- 書籍代など
- サブスクリプション
- 家族で使っているもの、ドメイン代など一部除く
- 自炊以外の食費
- コンビニでの買い物
- 飲み代など
含めないもの
- 自宅での食費、週末家族で出かける際の外食費
- 電車賃
- 光熱費など
支出を楽に分類する
基本的にカード支出は MF で自動分類がされるが、完全ではない。より分類で楽するよう支払い方法を整理した。
- 個人の支出、必須支出用の財布を分ける
- カードは完全に別で
- 現金財布も別
自分は個人支出を Amazon カード、生活費や家族での食事に東急カードという布陣にした。それぞれ iD・PASMO 付帯で電子決済もできて便利。
現金も個人・生活支出を分けてそれぞれ 3 万円を給料日に引き出す。家計簿の手入力は絶対続かないので、翌月末に引き落とし額から減った額だけを記帳する運用。昨今は現金を使う機会が減ったので、思い返したくなったら記憶を辿れるレベルだし問題なさそう。
ひと月やってみて
あまり過度に上限金額を意識しすぎずに、まずは一月普通に支出したけど案外余裕があった。支出の内訳は以下のようになった。
- 外食費
- 普通に飲み会2回行ったんだけど、どちらも激安で痛手にならなかった
- 1 人で外食することが無いので安く済んでると思う
- 買い物
- その他趣味の支出
- ガソリン代、高速料金などがメイン
やってみて一番良かったのは、少額の買い物や定期支出に気を使えるようになった点かもしれない。
上限があるお陰で「この程度にお小遣いから 400 円支出するのか…?」みたいな意識が生まれる。これがきっかけで軽い気持ちでコンビニコーヒーを買ったり、滅多に使わないけどいつか使うかも、という気持ちで無駄な Subscription(例えば Kindle Unlimited)を契約し続けることを辞められた。小額の支出ほどムダなものが多かったりするので、こういうものが積もり積もらないようにできたのは大きい。