五反田ライフ
2015年の9月から約4年近く住んだ五反田を6月に去った。上京してからもっとも長く暮らした街で、人生の中でも大きな出来事がたくさん場所だった。
前の家の退去完了した。ここに住んでから猫たちをお迎えしたり結婚したり転職したり、あっという間の4年間だった pic.twitter.com/ATQbtkKV6u
— すらいむ (@horimislime) June 30, 2019
世間のイメージとは裏腹に住み良い街
世間的に五反田は夜の街というイメージが強いと思う。自分も山本モナ不倫事件のおかげで上京前からその印象があった。けどそっち系のエリアは駅前の限られたエリアのみで、住んでいても気になることはなかった。
オフィスビルが立ち並ぶサラリーマンの街なので、平日は賑わっているけど土日はとても静か。ほんとにここは山手線沿線なのか?と疑うくらい人が少なくて落ち着いてる。
山手エリアの奥は高級住宅街になっており、治安がよく自然もそれなりにある。秋になると池田山公園の紅葉がすごく綺麗。
職住近接を求める人にオススメ
仕事中心な生活設計をしたい人には特にオススメで、
- 山手線・浅草線の2路線が使える
- 山手線沿線の相場としては安い
という大きなメリットが五反田にはある。
まず渋谷・恵比寿・新宿・銀座方面に電車1本で出られる。IT系だと勤務地がだいたいここら辺にあるので、仮に転職しても通勤の便が損なわれないのは良い。もちろん五反田にも会社が多く、前職も西五反田だったので徒歩通勤ができた。
出張が多い人にも便利で、成田空港まで浅草線直通で1本、羽田には30分ほどで着く。自分は出張はしないけど、旅行の時にすごく便利だった。
歓楽街の影響もあるのか、これだけ利便性がありながら家賃相場が山手沿線では安め。北部はもっと安いところがあるけど、利便性とのバランスでは五反田がベストだと思う。
JR山手線の家賃相場【HOME'S】|家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場
飲食が楽しい
さすがサラリーマン街という感じで、外食が充実してて、かつ安い。ここに住むまであまり食べ歩きをしてこなかったけど、五反田に来てから美味しいものを探して食べる事をとても楽しむようになった。
書き切れないくらい名店が多いんだけど、絶対に行ってほしいところを選ぶならここら辺。
特に もつ焼きばん 五反田店 は思い入れが深い。ここの気を使わず雑に飲める雰囲気が好きだった。
引っ越したわけ
- 徐々に手狭になってきた
- 九月の契約更新で家賃が値上がりすることになった
などがきっかけで引っ越しを決意した。
新居を五反田にしなかった理由はいろいろあるが、一つは愛着が持てる街に住みたいという気持ちが高まったから。
五反田は利便性が高い反面、休日はひとけがなく、殺風景なビル街が多いのもあり無機質さがある。職場や渋谷などの繁華街へ繰り出す拠点には最高だけど、この街の中で暮らしを完結させるには少し寂しい。住んでるうちに、もっと人の営みを感じて活気がある、街自体に愛着の持てるところに住みたいと思うようになった。歳をとったことによる心境の変化もあるかもしれない。
そんなわけで新居は武蔵小山エリアにした。活気があり生活もしやすい街の条件として、商店街がにぎやかなエリアを中心に物件探しをした。武蔵小山の商店街PALMは東京で最も長いアーケード街で、飲食はもちろん買い物もここで事足りる。地域イベントもよく開催されていて、帰宅時にここを通って帰るだけでも楽しい気分になる。
この街でぼーっと時間を過ごしているだけでもなんか楽しい。そう感じるようなところに愛着を持てるんだと思う。