iPad Pro 11インチ (2024) を買った

#mynewgear
新型iPad Proとアクセサリー。Pencilのパッケージは数種類あるらしい
新型iPad Proとアクセサリー。Pencilのパッケージは数種類あるらしい

発売から1ヶ月以上迷ったが、M4 iPad Pro 11インチ 256GB 通常ガラスモデルを購入したので感想をまとめる。

私とiPad

iPad Pro 11インチ初代 (2018)を5年半ほど使ってきた。用途のほとんどは思考整理のための手書きメモでLightroomでの写真編集が少々。

これまで大きな不満はなかったが、流石にバッテリー劣化でがっつり使うと一日持たなくなった。交換で乗り切るにも4万円ほどかかるし、いよいよ次のiPadOS 18が最後のサポートバージョンになりそうなので買い替えが妥当に思えた。手書きがメイン用途のため新発売のApple Pencil Proの存在も購入の後押しとなった。

使ってみて

Apple Pencil Proが使えてProMotionも搭載している、もうこれだけで手書きメモ環境としては完璧で満足してる。スクイーズでメニュー表示できるのは生産性が上がりすぎて不可逆な体験。値段的にはiPad Airの方が現実的だったものの、サブ機で使っているiPad miniでの手書き体験を考えるとやはりProMotion無しは厳しく、値段が上がってもProにして良かったなと思う。

Proの特徴の一つである軽さは最初に手に取った時「おぉ」となって終わった。体感はできるが劇的という程ではないし、11インチだと常に持ち歩くわけではないので恩恵を得られる場面が少なかった。

パフォーマンスの恩恵はまだ得られず

自分がやる唯一の重い作業はLightroom CCでの写真現像。古いiPad Proは先に手放していて比較できなかったので、試しにA16のiPhone15とM4 iPad Proそれぞれで100枚のRAW写真を書き出してみた。

書き出し中。数回試してもiPhone15の方が速かった🤨
書き出し中。数回試してもiPhone15の方が速かった🤨

結果、何故かiPhone15の方が2倍近く速い結果に。Cacheを疑って2回目以降もテストしたが変わらずだった。 プロセッサ以外にLightroomはiOSとiPadOSで別アプリが配信されているし、両端末ともOSはDeveloper Betaの18を入れており、ちょっと問題切り分けが難しい。それにしても両者で差が少ないのならまだ分かるが、A16のほうが圧倒的に速いというのは不思議なのでもう少し使いながら調べてみたい。

買ってよかった社外アクセサリ

パッケージ。外して保管しておくスリーブ付
パッケージ。外して保管しておくスリーブ付

今回初めてペーパーライクフィルムを買った。 Amazon.co.jp: ESR iPad Pro 11インチ フィルム M4 (2024、第5世代)専用 ペーパーライクフィルム 着脱式

普段写真編集もするため映りに影響するフィルムは避けてたけど、これはマグネットで着脱可能なのが良いところ。フィルムの上からも貼り付けられるので、ガラスには エレコムの透明保護フィルム を貼った上でこちらを装着してる。

使い心地は素晴らしく、手書きするときは絶対にこれを付けていたい。良いを通り越して書いてて多幸感すらある。以前はずっとフィルム無しで使っていたがどうもペンが滑りすぎて、逆に透明フィルム越しだと引っ掛かり感が気になっていた。このフィルムは適度な抵抗感と滑らかさで、手触り良く指紋汚れが付きにくいので指での操作も快適。

ビックカメラでの売却・購入体験が良い

古いiPad Proはビックカメラの買取サービス ラクウルで売却した。ちょうどMac・iPad買い替えキャンペーンというのをやっていて、ビックカメラでM4 iPad Proを買うと買取金額が1万円増額された。6/30(日)までのキャンペーンなので、これを書いてる時点だとまだギリギリ間に合う。

買取総合サービスラクウル|ソフマップ

自分のiPad Pro 2018は使用感があったのもありキャンペーンを適用して4.6万円ほど(綺麗な状態の買取上限)で売却。さらに売却金の受け取り方法をビック買取マネー(ビックで使える電子マネーみたいなもの)にすると5%増額で4.8万円ほどになり、結果的にフリマサイトでの売却益相場以上になった。

これを使って純正アクセサリー(ペン・folioカバー)を店頭購入した。買取マネーはポイントと違い現金同様の扱いなので、全額買取マネー払いにしたがアクセサリー総額3万円ほどに対して5%のポイント還元も付いた。

店頭買取はトラブルがなくて気楽だし、このようにビックカメラ内で売買が完結すると金銭的にもお得感があった。

まとめ

  • M4 iPad Proは手書きメインのユーザには満足いく買い物だった

  • 大体分かってた事だけどスペック向上や軽さはあまり恩恵を受けられていない

  • ビックカメラ内で売買を完結するといい値段で売却できて購入時のポイント還元もあってお得

買ってみて満足しているが、購入を迷う原因だった値段の妥当性は・・・やっぱりまだ分からない。iPad AirにProMotionが付いてたら迷わずそっちを買ってたと思うけど、そこは製品の差別化なので仕方ない。

以前使っていたiPad Proは2018年に11万円ほどで買い、5年以上使ったのに5万円近いリセールバリューがあったのは驚異的だ(今回キャンペーン利用なので実際は4万円程度だろうけど、それでもすごい)。

おそらく今回買ったiPad Proも同じくらい使ってそれなりのリセールで買い替えとなるだろうし、それも込みで考えるとコスパ的にも悪い買い物ではなさそうだ。

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